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Begin Again

臨床心理士です。気の向くまま、思いつくまま綴っています。

カウンセラーと相談者の関係のあり方

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カウンセラーとの関係は日常的な人間関係と異なります。

 

簡単に言うと悩みや相談を聞いてもらえて、その悩みにあった適切な対応とアドバイスをもらえるという関係です。

 

そして、「限定された場所」「限定された時間」、時に決められた料金が発生するということです。

 

時間が限られていることなど枠組みがあることについて、時に不満に思われる相談者がいますが、限られた時間の枠組みがあるからこそ徹底的に相手の話を聞き取って、適切な返事を返し、気持ちを思いやりながら、問題解決に役立つと思える技法を提案していくことが出来るのです。

 

カウンセリングの場所は今はゆるやかにする場合もあって(原則は個室のカウンセリンんぐルームですが)喫茶店やパテ―ションでくぎられただけのところで行われることもあるようになりました。

 

どうして場所を限定するかと言うと、相談者をカウンセラーは守らなくてはいけないからです。誰も自分の悩み事を他人に聞かれたいとは思っていないし、個人情報が漏れることを恐れるからです。また。カウンセラーの信用問題にも関わってくるので、喫茶店などで誰かに聞こえそうな場合はそれでもかまわないかどうか相談者に確認していたほうが相談者が安心します。

 

自分の抑えようのない苦しみや悲しみを友人知人に訴えていると、初めは親身になって聞いてくれていたのに、その暗い悩み事ばかりを話している内に次第に疎遠になってしまい、最後には連絡をする事も殆どなくなってしまって、その結果、その友人に裏切られた思いがしていると言う例がしばしばあります。

やはり、友人関係という枠組みではいつもいつも暗くて楽しむ余地のない話が続いているとどうしても重たくなってしまい、深刻な話を受容して聞く訓練が出来ていない一般の人では、そのマイナスの暗い感情に強く引き寄せられてしまい、自分もその悩みに落ち込んでしまう危険があるからです。

 

その意味では、カウンセラーとの関係では相談者がが一方的にテイクし続けても何の問題もないし、むしろある意味で悩みや苦悩を徹底的に受容して、その問題の解決を探る為に悩みを聞き続けるのは、当たり前のカウンセラーの役割だと言えます。ですから、カウンセラーの利用をおすすめします。

 

時折、あのカウンセラーは、カウンセリング場面以外のところで会ったら愛想がなくてなんていやな人かと思ったという話を聞きますがそれぐらいカウンセラーは相談場面と個人的な関係を分けています。『カウンセリング場面以外の日常生活場面』において、誰に対しても徹底的に親身になって話を聞けるわけではありません。それではカウンセラーのメンタルヘルスも保てなくなるからです。

 

同時に相談者を守るためでもあります。枠をルーズにして友人関係になってしまったり、時に相談者が異性ならば恋愛感情を抱かせてしまうことは治療の目的にも反して

結果として相談者のためにもならず、信頼を失ってしまうことになりかねないからです。男性がそういう問題で時に訴えられたりすると時に聞きます。そういう意味では男性カウンセラーは妻帯者や家族がいるほうが女性の相談者にとっては相談しやすいですね。

 

これから、カウンセリングについて勉強したい方は心理カウンセラー、産業カウンセラー、キャリアカウンセラーなど短期に学べるものから、臨定心理士、臨床心理士などがっつり学べるものなどいろいろありますのでお調べください。

 

簡単な質問でしたらコメ欄にしてください。

 

相変わらずスターつきません。その上ブクマが非公開になってしまってなおりません。

非公開のブクマは私だと思ってください(笑)