BIGIN AGAIN

臨床心理士です。日々のカウンセリングや日常で気づいたことを綴っています。

トラウマの定義と治療法Ⅱ(今日はカウンセリングの選択について)

f:id:mayu115mayu105:20160628070207j:plain

トラウマの治療法について具体的に書く前に私の治療観についてまとめておいたほうがよいかなと思って今日はそれを書きます。

相談をこれから望まれる方に伝えておかなくてはいけないと思うことは、自分に合うカウンセラーを見つけるのは非常に難しいということです。最低3か所はめぐってカウンセラーの技術、能力、相性などを見定める必要があります。そんなことは難しいと思われるでしょう。

要は、そのカウンセリングを受けた後に何らかの効果が自分にあったかどうか感じられたか、症状が少しでも改善したかどうかです。

 

良心的なカウンセラー、きちんと学んだカウンセラー、能力のあるカウンセラーはあなたにきちんと確かめるでしょう。今回のカウンセリングで何らかの変化があなたにあったかどうか、症状は改善したかどうか、1週間、2週間たって社会において家族の中においても良い変化があったかどうか、あなたに効果が認められたかどうか。

 

また、そのカウンセラーで改善が滞っているとき、ほかの治療技法を持っているカウンセラーを紹介できるかどうかもカウンセラー側にとても大切な要素であると私は思っています。どうも、一人で抱え込んでしまい、ほかの治療者につなぐことを思いつかないカウンセラーが多いような気がしています。これは、別に統計をとったわけではなく、

私のあくまで個人的な感じです。

 

「治療効果があるかどうか」がそのカウンセラーのカウンセリングを続けるかどうかが大きなポイントになることは確かです。

 

そして、カウンセラーがどれだけできるかという要因をできるだけ除くことができて、治療効果があるとエビデンスが得られている治療法を用いるカウンセラーを選ぶほうが安全です。

(とえらそうなことは、書いていますが、私はこれから紹介する技法のさわりしか知りません。)

薬物療法については、PTSDの場合は必ずと言っていいほど必要になっていきます。

 

カウンセリングについては、私は私のやり方があり、その方法であらゆる視点からやってみて効果がないと思われたらこれから紹介する治療を行っている治療者を紹介することにしています。いつもやっていることは、こういう治療法がいくつかあるのだけれどとすべて説明してから、デメリット、メリットも紹介して、相談者に選んでもらう方法をとっています。

 

エビデンスが得られている治療法というのは、認知行動療法の暴露療法とEMDRです。

それについて次回は説明したいと思います。

 

(この記事は小さなブログゆえに私の考えをまとめるために読者のみなさんの力もお借りしながら書いているのが主なのでわかりにくい、小難しいこともあると思います。どうぞ、遠慮なくコメントしてください。)

 

スピリチュアルに近い技法については詳しくないのですが、少し触れておきます。

私自身、アロマやフラワーエッセンスというものを相談者に選び出して使っていたこともありました。心理の資格を用いながらそういうことも治療法として取り入れているカウンセラーがいることも確かです。アロマは効能がきちんとネットなどを見ても書かれていて強力な効果はのぞめませんが、効能通りの効果はある程度あるでしょう。多動で落ち着きのないお子さん、眠りにつきにくい人などラベンダーをバスソルトとして用いたり、アロマキャンドルとして用いることによって効果が得られたという話はよくききます。あと、精神的な作用とは関係ないですが殺菌作用のあるアロマもありますね。

フラワーエッセンスは私もけっこう勉強しましたが効果がよくわからないというのが私の正直な感想です。不登校の子供たちに用いて不登校が改善されましたが、フラワーエッセンスを用いていた時だけ効果が見られただけで用いなくなってしまったら戻ってしまい効果が定着しなかったのが私の経験です。ただ、お医者さんの中にはフラワーエッセンスをすすめる方もおられるので効果がある方にはあるのかもと考えています。

ただ、私の場合は、自分が相談者に利用しても思うような効果が得られなかったこと、

エビデンスがいまだ論文にもなっていないことから、進めることはしていません。

利用したい方には、選び出すことについて著名な先生を雇っているフラワーエッセンスの会社をお勧めしています。