臨床心理士のうたたね日記2017

臨床心理士です。日々のカウンセリングや日常で気づいたことを綴っています。

私の恋愛論

ここのアクセスがもう5人いかないくらいになってきた。だからってあんまり無責任なこと書いてはダメだと思うけれど、かなり気楽に書かさせていただいています。久々の更新です。

私の相談者は彼、彼女を作る前の段階で、社会適応の段階で悩んでいることが多くて恋愛相談が少ない。私自身も結婚しているからそういうこととは距離がある。でも、この何年か相談者がだんだん育ってくると恋愛相談よくわかりませんって言えなくなってきた。

恋愛ブログ読んだり、ネット上の恋愛観察したり、伊藤明の恋愛依存症読んだり、LOVE理論読んだりしています。

私がこれだと思ったのは「恋愛依存症」の中で

「私が『愛』と呼んでいるものは、恋愛や性愛のみを指すのではない。「あるがままの自分」異性とは限らない)他者全般」「今生きているこの世界」の三つを受け入れる気持ちのことである。

なぜ、それが重要なのか。それは愛を「異性間で交わされる刺激的・情熱的な恋愛感情やセックス」というごくごく狭い視点でしかとらえられなくなっとき愛をめぐる心の病が始まるからである。

愛はあなたに幸福をもたらしているだろうか?それとも苦悩をもたらしているだろうか?」

という一文に出会ってから答えが出てきました。これは恋愛関係で悩んでいる相談者さんを見ていると真実だと思う。心の病はこの観点があるとかなり防げる。

私が恋愛ハウツー本や恋愛心理ブログを少しかじるだけの段階で意見を言わせてもらうと多くの恋愛ハウツー本は「異性間で交わされる刺激的・情熱的な恋愛感情やセックス」へのハウツーを扱い、それでへーという感じで面白いのだけれど、それ以上の愛とか将来に向かっての幸せという観点が抜け、これでは男性がもてたい都合の良い恋愛論ばかりじゃないかと思うことがよくある。「LOVE理論」でそれは強く感じた。多くの男性は支持しているらしいが、女子何人かの読んでもらうと気持ち悪くて最後まで読めない人がほとんどだった。

女性から見るとそれで、恋愛本書く人自体は大きな人間愛をもってる可能性もあるだろうにそれを多分取り扱わないために記事自体が魅力的でなくなっていくような気がしないでもない。反対に心理カウンセラーの書く恋愛心理ブログは固すぎてこれ本当に恋愛の実践に役に立つのかな?と疑問に思うものも少なくない。(いけない。NAさんのは時々心にヒットします。)

 

ネット上の恋愛見てても、恋愛とか性愛も含めてプラス人間愛がある恋のほうが人として魅力的に見えるし、大きいなあと思う。

若い人にとっては「刺激的・情熱的な恋愛感情やセックス」が魅力的というのもわかるけれど、多くの女子はそれだけを望んでいるわけでなく、自分をどれだけ大事にしてくれるとか、人間としての信頼とか信用とか、人として安心できるかとか、人間愛に通じるものを求めていること、見ていることは確かだと思う。

 

男性も女性もめっきのはがれない本当にもてることをねらってほしいなと思う。それは私の周りの相談者も含め、「もてたい」と思う男性たちが本当はとても人間的魅力ももち、性別問わず愛情を注ぐことができる素敵な男性だということも知っているから。